⑥ベルヴェデーレ宮殿
ベルヴェデーレ宮殿内は美術館になっていて、
クリムトやシーレの絵を見に行きました。
こちらは4区にあり、私達が滞在していたアパートから近かったです。
内部は昔とはだいぶ変わったようで、近代的な雰囲気に
なっていました。クリムトの絵も昔はもっと間近に見ることができた
ように思うんですが、今はガラス越しにしか見られないんですね(-_-)
なんだかがっかりしてしまいましたが、玄関に飾る絵を一つ購入して、
外へ。ここは上宮と下宮の間が広くて良い眺めです。
散歩後は、夜のバレエ(白鳥の湖)に備えてアパートに戻りました。
ウィーン滞在記⑥
2014年4月8日 火曜日ウィーン滞在記⑤
2014年4月8日 火曜日⑤中央墓地
ベートーヴェンのお墓も絶対にはずせないという娘の希望で
中央墓地へ。市電71でリンクから行くこともできますが、
時間がかかるので、途中まではU3(地下鉄)で行きました。
この日も天気が良くて、なにより暖かかったのが幸いでした。
何せ広々しているので、寒い日に行くと辛い場所です(^^;)
広い中央墓地ですが、作曲家のお墓はまとめて配置して
くれているので助かります。周りには小花が咲いていて、
まるで公園のような明るい雰囲気です。ここには、モーツァルト、
ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、ブルックナー
などの超有名な作曲家の他、ヨハン・シュトラウス父子やヨーゼフ・
ランナーなどウィンナワルツの本家達のお墓もあります。
ここも、24年前に訪れた時は感激したな~。
何せ日本の高校生だった私にとっては、楽譜の中で見る名前
くらいにしか思っていなかったので・・・。
上の写真はブラームスのお墓です。
ウィーン滞在記④
2014年4月8日 火曜日④ベートーヴェンの遺書の家
今回のウィーン滞在で、娘がどうしても行きたいと言ったのは
ベートーヴェンゆかりの場所でした。 私は毎日の練習と1週間に
3回行われるレッスンでかなり忙しかったので、すべてを廻るのは
無理でしたが、19区の美しい景色を見せずに帰るわけには
いかないということで、この日は「遺書の家」へ。
ホイリゲ街で有名なグリンツィング近くに住む友人を訪ねた足で
向かいました。今年のウィーンは暖冬だったそうで、3月でも薄い
上着で充分でした。一足早く訪れた春らしく、若葉が美しかった。
グリンツィングからバスに乗り換えて4つほどの停留所で下車し、
徒歩で遺書の家へ向かう途中、Beethovengang(ベートーヴェンの
小径)で記念撮影しました。上の写真です。
遺書の家は24年前、私が初めて訪れた時とほとんど変わって
いないようでした(私の記憶が確かであれば・・・ですが(^^;)
中庭のある小さな普通のアパートで、バス通りから少し奥に入った
所なので静かです。娘はデスマスクの小ささに驚いていました。
たしかに、ベートーヴェンさんは意外なほど小さなお顔です。
夏の間、この静かな場所でさまざまな作品を書いたんだな~と
思いながら、外へ。もう一つ行かなければならないのが散歩径です。
小川を眺めながら少し歩きました。あんまり歩くと大変かな?
そろそろバス停に向かおうかと思ったあたりに遊具のある公園が
ありました。娘はすごい勢いで走って行き、しばらくの間狂ったように
遊んでいました(笑)。地元の子供達も来ていたので、
言葉は発しませんでしたが、一緒にシーソーに乗ったりして、
国際交流(?)していました(^^)
ウィーン滞在記③
2014年4月8日 火曜日③ウィーン楽友協会資料室
ウィーン楽友協会資料室室長のオットー・ビーバ先生の
レクチャーを受けてきました。エレベーターで上の階へ向かい、
一般人は立ち入りできない場所へ。 今回、私が10年ぶりに参加
したウィーン・メロス音楽セミナーは開講して15年ほどになりますが、
こちらでレクチャーを開くのは2度目とのことでした。 その記念すべき
2度目に遭遇することができたのは幸運でした。
ビーバ先生が私達に見せてくださったのは、なんと!モーツァルト、
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームスの自筆譜です。
白い手袋をはめ、箱からうやうやしく出されるものの、
ガラスケース越しではなく、目の前にあるのはまさに本物!
先生は、モーツァルトから順番に譜面を見ながら、
作曲家それぞれの作曲のプロセスを説明してくださいました。
中でもおもしろかったのは、シューベルトの譜面です。
彼の死後、友人達が自筆譜を少しでも欲しいと言い、
なんと!譜面を切り刻んで1片ずつ分け合ったといいます。
そのばらばらになった譜面のかけらを、楽友協会では、
これまで地道に収集してきたとか・・・。一番最近見つかった1片は、
オークションにかけられたそうですが、かなりの高値をふっかけられ、
それでもやむなく、ビーバ先生の前任者の方が競り落としたそうです。
楽譜を読む上で大事なのは、残すところあと1片だそうで、
先生は今も、その1片を手にした人が楽友協会を訪れてくれることを
願っているそうです。 まったく気の遠くなるようなお話でした。
最近の投稿
- 秋の発表会2024
- 第32回こまば会ピアノコンクール
- ミニ発表会2024
- クリスマスリース
- 秋の発表会2023
- こまば会ピアノコンクール2023
- 近況②
- 夏休みと近況①
- 室内楽を楽しもう!Vol.10
- 受験シーズン
アーカイブ
- 2024年11月
- 2024年9月
- 2024年4月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年6月
- 2022年2月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年8月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年9月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年7月
- 2019年5月
- 2018年11月
- 2018年8月
- 2018年6月
- 2017年11月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年4月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年3月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年8月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年2月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年6月
- 2011年3月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
カテゴリー