三鷹市の三鷹台駅近くにあるピアノ教室です。

4月2日(火)


　お昼過ぎから三鷹市芸術文化センター内で行われた

娘のヴァイオリン合奏会に参加した後、横浜みなとみらい

ホールへ行ってきました。　2010年に行われた第16回ショパン

国際コンクールで45年ぶりの女性優勝者となったピアニスト

ユリアンナ・アヴデーエワのリサイタルを聴いてきました。

前から2列目の席だったので演奏者の姿がよ～く見え、

座るや否や弾き始めた指は、ほぼまっすぐ伸びていて、

肩から指先までが一本につながっている様子がよくわかりました。

無駄や力みのない自然な奏法で、大変に丁寧な音作りでした。

女性らしい柔軟さを生かした奏法ですし、弱音が上手なのも

好印象でしたが、席のせいなのか？ボリュームが物足りない印象

はありました。　しかしあんな風に弾けたら楽しいでしょうね～。

プログラム前半はJ.S.Bach「フランス風序曲」、ラヴェル

「夜のガスパール」、後半はショパンづくし。

ショパンはやや新鮮味に欠ける演奏かと思いましたが、

ラヴェルは素晴らしかったです。あの難曲をさらりと弾きこなし、

非常に幻想的な演奏でした。

余談ですが、会場には華道家の假屋崎省吾氏が来ていました。

自宅にグランドピアノを持ち、ピアノ演奏が上手な方だそうですね。