8月15日(土)
ロシアンピアノスクール最終日の午後、公開レッスンを聴講してきました。
日本人、在日韓国人の大学院生のレッスンに続き、最後に現れたのがロシア人の
アルセニー・タラセヴィッチ=ニコラエフ氏。国立モスクワ音楽院の学生とのこと。
初めに演奏したブリテン:夜の小品を聴いた時点で、これまでの学生さんとはまったく
レベルが違うなと思いましたが、続いて演奏されたプロコフィエフのソナタ第6番は圧巻でした。
すべての音がクリアに、そしてポリフォニーが明確に聞こえてくる。ボリュームのある音も
常に美しく、あんな風に弾けたらさぞかし楽しいだろうな~と思ってしまいました。
ネルセシヤン教授が言うように、「少し頭で弾き過ぎる」傾向にはあるものの、
素晴らしい演奏でした。