三鷹市の三鷹台駅近くにあるピアノ教室です。

3月10日(水)


　恩師、原佳大先生主催のコンサートを聴きに、

東京文化会館小ホールへ行って来ました。

ウィーン国立音楽大学教授として多くのピアニストを育てた名指導者

ハンス・グラーフ先生が亡くなられてから15年ということで、

その門下生3人が集まってコンサートを開催されました。

グラーフ先生には、私自身も短い間でしたが、お世話になりました。

ウィーン国立音楽大学受験のための準備で、

ザルツブルグ・モーツァルテウムの夏期講習会や、

先生のホームレッスンに通った日々のこと、

先生がコンクールで来日された時に、東京で再会したときのことなど、

今も鮮明に記憶に残っています。

　今夜のコンサートは、男性2人、女性2人の計4人のピアニストが

さまざまな組み合わせで現れ、2台ピアノや4手連弾の曲を

演奏されました。

演目は、音大ピアノ科出身ならば、誰もが一度は演奏したことが

あるのでは？というほど有名なモーツァルトの2台ピアノ曲や、

シューベルトのファンタジーf-mollなど。

2台ピアノは、音が重なって聴きづらいこともありますが、

どの曲もバランス良く調整されていて、素晴らしい演奏でした。